JSN■米軍普天間飛行場の国外・県外移設を求める県民大会、9万人参加の嘘

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■米軍普天間飛行場の国外・県外移設を求める県民大会、9万人参加の嘘

主催者発表で9万人と報道された25日の米軍普天間飛行場の国外・県外移設を求める県民大会。
http://ryukyushimpo.jp/movie/prentry-161314.html

新聞やテレビの報道を聞いていると、いかにも9万人が集まった感覚を持つが実際はどうだったのか?

その実態について当日参加した知人からメールを頂きました。下記引用します。

●当日参加した知人のメール

報道では9万人集まったとありますが、あり得ません。現地の人の話では、会場になった読谷村運動公園広場は、2万人しか入らない運動場なんです。

中に入ってみると、ぎちぎちに入っているわけではなく、結構スカスカで、みんな間をあけて離れて座っています。運動場の周囲に公園があって、そこで寝そべっている人や、ピクニックしている人も無理矢理カウントしたとしても、せいぜい2万人だろうというのが、現地の人の見方でした。

歩いていける距離ではないので、全員車で来場。チャーターされたバスの数を数えたら、バスで来たのは約5700人。
自家用車の駐車場は2カ所だけど、あの広さからして絶対9万なんてありえないなあ。来場した人も、大会には全然参加しないで日陰で昼寝している人がいっぱいいますよ。結局、動員されてるだけなんでしょうね。

渋滞に巻き込まれて会場に到着できなかった人も、カウントしているとのこと、琉球新報に載っていました。「参加したいけど行けなかった」人まで、9万人に含めるというのは、いい加減すぎやしないか。渋滞車の中には、会場になった運動場に行く人だけではなくて、単にそこを通過したいだけの観光客のレンタカーもあれば、仕事で他の所へ行きたかった車もあるはずです。全部カウントするのは、おかしいです。

また、車の台数を数えたらしいですが、何人乗っているかなど把握不可能です。1人しか乗っていない車もあれば、4人乗っている車もあるはずでそれだけでも4倍になります。

また、渋滞は確かに相当長く続いていましたが、いったいどこまでの車を会場に向かう車と判断したのか。まさか那覇市内の渋滞まで数えたのか?などなど、主催者は9万人の根拠を示す必要があると思います。

「参加したくてもできなかった」渋滞車を含めているなら、まさか、例えば仕事があって参加できなかった人、そのかわり黄色いリボンを身につけた人たちまでカウントしているのではないか、という疑念さえわきます。

国際通りの商店会では、黄色いリボンの店頭表示が商店会総会で決議され、半ば強制的にリボンを掲げさせられていました。しかし、那覇市内から読谷村の会場まで、途中の道では黄色い旗やリボンを出している家や店は、1軒しか見かけませんでした。

渋滞が発生した原因の一つは、「早く帰りたい人」が大会の途中で帰ろうとして出口に車が殺到したことも一因でした。