沖縄対策本部■今読み直すべき書籍「台湾大劫難(災難)」の日本語版「暴かれた中国の極秘戦略」

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早くも2012年まで残す所1ヶ月となりました。

2012年がどのような年となるかを知るために、今読んでおきたい書籍があります。それは、2009年に台湾で出版され衝撃を与えた書籍「台湾大劫難(災難)」の日本語版「暴かれた中国の極秘戦略」です。

著者は中国亡命作家の袁紅氷氏、日本語版は約1年前の2010年10月末に出版されました。

この書籍は、これまでのどの書籍よりも中国共産党の本質を指摘し、統一戦線工作がどのように行われいるか具体的な内容を暴露しています。

書籍に記されている秘密文書の一部を引用します。

「2012年の中国共産党全国代表第18回大会が開催される前に、戦わずして勝利し、政治的に台湾問題を解決し、祖国統一の大業を完了し・・・」

中国共産党全国代表大会は、5年に一度開催され、新しい指導者が指名される最も重要な大会です。

前回は、2007年に開催され胡錦濤が総書記に再任されました。

<中国共産党第17回全国代表大会>
http://japanese.china.org.cn/politics/archive/17da/node_7030878.htm

中国共産党の戦略では、この大会までに台湾の統一を完了させるという事になっています。

何故、中国共産党は血なまこになって、ここまで台湾統一にこだわるのかは、この書籍に書かれているので是非、購入してお読みいただきたいと思います。

残念ながら、中国共産党の日本工作、沖縄工作についての具体的な事例は書かれていません。

しかし、台湾統一と沖縄に駐留する米軍の追い出し工作、日米の離反工作は表裏一体である事はだれでも推測できると思います。

台湾で行われている工作と同等の工作が日本でも行われていると認識して間違い無いと思います。

来年に向けての必読書だと思います。

(仲村覚)

<暴かれた中国の極秘戦略―2012年台湾乗っ取り、そして日本は…?>
袁 紅冰 (著), 黄牛 (翻訳)

<動画:日本語版「台湾の大災難」出版>

【新唐人2010年11月2日付ニュース】

台湾で大きな反響を呼んだ「台湾の大災難」。10月28日、日本語版の出版を記念して、作者による講演が東京で開催されました。­作者は、日本に向けてどんなメッセージを送ったのでしょうか。

北京大学の元教授で現在作家の、袁紅氷氏は、講演で「中国共産党は腐敗した政権を守るために、台湾の自由と民主を奪っており、2012年に台湾を統治する予定だ」と指摘。­これについて袁氏は:「日本は自由の名の下に武士道精神を再建し、真理と自由の側に立ち、人類の自由のために貢献をすべきです」

さらに,日本は共産党にとって台湾とインドに次ぐ、第3の目標だとも指摘し、もし日本が中国の拡張に抵抗できなければ、日本も同じ運命をたどると警告します。

袁さんの著作、「台湾の大災難」は2009年11月、台湾で出版され、大きな反響を呼びました。そして今回、日本語版の「台湾の大災難」が満を持して日本に上陸。

本を出版した、まどか出版の梶山編集長は、こう述べました。

「台湾の危機は日本の危機につながると思うので、本の内容をよく日本人に知って頂きたい、そう思いました」