民間沖縄対策本部■【八重山日報スクープ】教科書採択、調査員(教員)の報告は反対はパンフを丸写し

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八重山の教科書採択に関して、左翼新聞だと思っていた八重山日報が日教組の行動を暴露する記事を掲載しました。

(教科書採択については、沖縄在住の人気ブロガー 狼魔人日記 が詳細を伝えています。http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925 )

以下、文字起こしです。


反対派パンフレット「丸写し」も
育鵬社、自由社の調査報告書
(八重山日報 2011年8月27日)

中学校教科書の選定作業で、八重山採択地区協議会(会長玉津博克石垣教育長)の調査員(教員)の提出した育鵬社、自由社版報告書の意見に、保守系教科書の採択に反対する団体の作成したパンフレットからの引用が多数あることが26日分かった。

「丸写し」と思われる部分も多く、調査員が事前に、特定の団体から強い影響を受けて調査研究に望んだ可能性をうかがわせている。 協議会関係者からは、中立性、客観性の観点から疑問の声が上がっている。

調査員は現場の教員が1教科ごとに、3人任命され、合議制で教科書を調査研究し、結果を協議会に報告することとされている。調査員が協議会に提出した報告書で、育鵬社版教科書の問題点として14項目を指摘。 そのうち、少なくとも5項目は、保守系教科書に反対する団体「子供と教科書全国ネット21」(東京都)が5月に発行したパンフレット「子どもに渡せない教科書」から引用されている。 具体例を見ると、調査員の報告書で、育鵬社版が、軍事力に頼らない平和への努力や、憲法9条が果たしてきた役割のほとんどが記述されていない」「自衛隊による軍事抑止力を強調し、憲法9条を改正する方向へ誘導する内容」といった指摘はほぼ同一の文言がパンフレットにも記載されている。 原発について、報告書では育鵬社版の「二酸化炭素をほとんど出さず原料となるウランを繰り返し利用できる利点があります」という記述を引用し「原発問題に矛盾を抱え込んでいる」と批判。 一方、パンフレットでも同じ記述を引用した上で「危険について・・・極めて抽象的で短い表現しかない」と結論づけている。 報告書では、育鵬社版が職場の男女格差、子どもの権利についての視点がないと批判しているが、パンフレットでも同じ理由で批判しており、文章もほぼ同じだった。 自由社版の公民教科書に対する報告書も、問題点として指摘した7項目中、6項目がパンフレットからの引用だった。けだった。 23日の協議会では調査員が提出した報告書を基礎資料に、教科書選定のための論議が行われた。調査員が推薦した教科書には育鵬社版はふくまれておらず、23日の選定作業では、協議会は独自の判断で育鵬社版を選定した。

(以下省略)


子供と教科書全国ネット21」(東京都)という団体が育鵬社、自由社の教科書に採択阻止運動を行っています。

緊急アピール
このままでは大変なことになる!
育鵬社・自由社教科書の採択阻止のために、全力をあげた活動を!

そのような活動の一貫として、作られたのが下の10円パンフレットです。

調査員とは名ばかりで、育鵬社の教科書採択阻止ありきの日教組の運動員であり、組織の指示にしたがってこのパンフレットの内容を丸写ししたわけです。

このような特定の団体に属した組合員を採択の調査員として存在する事じたい中立性を保つことができなくなります。

具体的にどのような内容を丸写ししていたかを八重山日報では比較表を作成してまとめています。

新聞のコピーは読みずらいので新しく作成した表をも貼り付けました。

■便場の意見を無視した採択ではなく、一部の組合の圧力を排除した公平・中立な採択

琉球新報や沖縄タイムスは、八重山の教科書採択について、「現場の意見を無視した採択」と一方的な報道していますが、これまでの記事をご覧いただければ、

事実は逆にあることがご理解いただけると思います。教科書の採択はこれまで、日教組の組合員の圧力に屈し、被害者史観ににもとづいた教科書だけが採択される状況にありましたが、今回の採択から組合員の圧力を排除し、公平中立な採択ができるようになったわけです。

中立性、客観性に疑問符
調査研究のあり方確立を教科用図書八重山採択地区協議会の調査員(教員)が提出した報告書に、大きな疑問符が付くことになった。 公民教科書が選定された対して「現場の教員の意見を無視している」という理由で激しい反対運動が展開されているが、調査員の意見が、特定の団体の「受け売り」だった可能性が強まったためだ。 報告書の中立性、客観性にも疑問符が付きかねない。 報告書は協議会の審議で基礎的な資料とされるだけに、委員などからは批判の声が出ており、事態は波紋を広げそうだ。 昨年までの教科書選定プロセスでは、調査員が各社の教科書を調査研究し、1点を「採択教科書」として協議会に答申、協議会は「採択教科書」を承認するかどうか審議するだけだった。