<尖閣近海に台湾活動家の遊漁船>(沖縄タイムス 2011年6月29日 10時11分) 29日午前6時43分ごろ、尖閣諸島魚釣島の西南西約44キロ沖で、同諸島の領有権を主張する台湾の活動家らが乗船した遊漁船「大發268」が密入国を取り締まることができる「接続水域」に入り、魚釣島方面に向かって航行しているのを海上保安庁の巡視船が発見した。 同船が日本の領海内に入らないよう警告したことろ、遊漁船は同日午前7時38分ごろ、魚釣島の西約33キロ付近海域で停船した。同日午前9時30分現在、巡視船などが監視警戒を続けている。 |
<台湾漁船、尖閣領海に接近=領有権主張の活動家乗船か―沖縄>(朝日新聞 [時事通信社]2011年6月29日10時6分) 29日午前6時40分ごろ、沖縄県・尖閣諸島の魚釣島南西約44キロの海上で、台湾の漁船1隻が航行しているのを、海上保安庁の巡視船が発見した。同海域は、領海外側の接続水域(領土周辺の約22~44キロ)。 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、漁船には尖閣諸島の領有権を主張する台湾の活動家が乗っているとみられる。漁船は接続水域内で航行と停船を繰り返しており、巡視船は領海内へ入らないよう警告している。 (転載終わり) |
<台湾漁船が尖閣諸島に接近 巡視船が警告>(日本経済新聞 2011/6/29 10:03) 29日午前6時45分ごろ、尖閣諸島・魚釣島の西南西約44キロの海上で、台湾漁船1隻が接続水域(領土周辺約22~44キロ)に入域したのを、海上保安庁の巡視船が確認した。漁船には台湾の活動家が乗っているとみられ、接続水域内で停船。巡視船は領海に入らないよう警告している。 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、漁船名「大発268」で、少なくとも5人が乗っているのを確認。うち2人は領有権を主張する台湾の活動家とみられる。接続水域にとどまっているが、主張を訴えるなどの行動はしていない。台湾の活動家が尖閣諸島に近づいたのは昨年9月13日以来という。 これを受けて政府は29日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。 (転載終わり) |
海上保安庁HP
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/books/report2012/html/topics/p006_02.html