■沖縄左翼報道の正しい見方と正しい対策
中国海軍の軍艦が沖縄本島と宮古島を通過した4日後の6月12日(日)那覇新港には、広報活動目的でイージス艦と潜水艦が接岸しました。
那覇新港 海自イージス艦入港で平和団体が抗議 (琉球朝日放送 2011年6月12日 11時53分) http://www.qab.co.jp/news/2011061228607.html 6月11日午後、海上自衛隊のイージス艦と潜水艦が、那覇新港に入港したことを受けて、6月12日朝、民間港の軍事利用に反対する抗議集会が開かれました。 那覇新港に入港したのは、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」と潜水艦「わかしお」です。 6月12日、那覇新港前で開かれた抗議集会では、県出身の国会議員などが自衛艦の民間港への入港に反対し、沖縄平和運動センターの崎山嗣幸議長が、「物流の拠点として民間の船が出入りする港を、平和な港湾にするのが県や政府の務めだ」と述べ、民間港の軍事利用化を強く批判しました。 参加者は、港のフェンスの周りをデモ行進し、港湾の軍事利用は許さないと抗議の声を挙げました。イージス艦や潜水艦が県内の民間の港に接岸するのは初めてです。 平和団体は南西諸島への自衛隊の配備強化を狙った動きだとして反発しています。 |
ため息が出ます。
時期が時期だけに、自分たちが人民解放軍の手先になっており、文字通りの売国の徒になっている事に気がつかないのでしょうか?
しかし、現在のような状況に愚痴ばかり言ってはいられません。また、気をつけなければなりません。
冷静に、ニュースを正しく見、正しい対応をしないと、支那の工作員の罠にかかってしまいます。
■正しい沖縄の左翼活動家のニュースの見方
沖縄から流れてくるニュースを見るときは、決してそのまま受け入れてはいけません。沖縄のマスコミは、中共が得意とする世論戦、プロパガンダ(情報工作)のツールになっています。どのような目的で、このニュースを流しているのか考えましょう!
沖縄のニュースが本土に届くというのは、日本全体の世論形成が目的である事を理解しなければなりません。
その世論とは、
「沖縄県民は、米軍も自衛隊配備も反対している!」
という世論です。
ですので、
「ああ、沖縄県民は米軍にも自衛隊にも反対の人ばかりで困っちゃうなあ!」
と思った瞬間、罠にかかっていると気がつかなければなりません。
このニュースの裏では、実際には全く反対の光景があるのです。多くの方が自衛隊に好意をもって、一般公開の見学に訪れているのです。
<イージス艦を見学する沖縄県民>
http://ruriiro-blog.jugem.jp/?eid=327
実際は、デモに参加した人より見学に訪れた沖縄県民が圧倒的に多いのです。しかし、新聞もテレビも抗議デモだけを報道しているのです。
また、保守はの集会やデモは、どれだけ人数が多くて盛会であっても全く報道しないか小さな記事しか書きませんが、左翼のデモは人数が小さくてもデモ記事としてとりあげ、テレビでは人数がバレないようにアップで撮影し報道しているのです。
その目的は世論形成です。
■実に戦略的・計画的な左翼活動
沖縄の左翼の活動は、常に行われており報道をみるとうんざりしてマンネリ化した活動のようにおもってしまいます。
しかし、彼らの行動は地道でもありますが実に戦略的であり、計画的である事に気がつかねばなりません。
彼らは、昨年1年間、普天間基地を日米安保破棄の闘争材料として、名護の市長選から沖縄県知事戦を戦ってきました。その流れで、那覇市議会、沖縄県議会を統一戦線に巻き込み仲井真知事を県外移設派にひっくり返すことに見事に成功したのです。
更に、安保闘争のリーダーを普天間基地の移設元と移設先である、普天間市と名護市の市長の座に据えることに成功したのです。最も強力な闘争基地の構築に成功したのです。
その作戦は、既に一昨年の民主党政権が出来る前から計画されていました。作戦を立てているのは、東京にある安保破棄中央実行委員会です。そして、彼らの作戦に気がつかず、傍観していたのは自民党本部を初めとする保守政党であり、全国の保守系の団体である事を深く反省しなければならないのだと思います。
■「沖縄の工作をここまで放置してしまった!」という思いこそ「尖閣・沖縄を守る出発点」
沖縄の左翼活動を沖縄の問題として捉えると日本を守る戦いに負けてしまいます。既に、沖縄で鉄砲の玉を使わない戦いが始まっているのです。中国の軍艦の動きと沖縄の左翼活動は明らかに連携しています。中国軍は、沖縄で中国海軍の反対運動が起きないという確信を持った上で通過しているはずです。
私たちの敵は、中国の工作であり、その手先となっている沖縄の左翼市民団体、左翼政治家、沖縄のマスコミです。彼らの世論戦と議会工作と戦わなければなりません。
沖縄の左翼活動は、沖縄の地方議会を動かし、沖縄の市町村長を動かし、県知事を動かし、国会を動かす目的で行われています。彼らの活動は自己満足の活動ではないので、その目的を見抜き、先手先手で対策を打っていかなければなりません。
ここで、もう一度、自衛隊に対する抗議デモの動画を御覧ください。
「くやしい!」
とい思いが出てくると思います。
「ここまで沖縄の工作を放置してしまった!」
「何故もっと早く気がつかなかったのか?」
という思いがでてくるはずです。
このくやしい思いこそ、「尖閣・沖縄を守る戦い」の出発点であると思います。
(仲村覚)