民間沖縄対策本部■保釣運動家の公式サイトには掲載されていない「6・17尖閣出航中止」

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■浸透してしまっている共同通信の尖閣出航報道
最近、「6月17日の尖閣上陸中止になったんですって?」という言葉を良くかけられます。共同通信の報道を真に受けている方が多いので、このメルマガ、ブログを購読いただいている皆様には拡散のご協力をいただきたいと思います。

6月17日前後に彼らがやってくるとは断言できませんが、4月10日の共同通信の報道が信用するに足りないというのが私の見解です。結局、無視するのが一番良いという結論です。

4月19日に配信したメルマガのリンクを記載しておきます。
<JSN■疑問の多い共同通信の「華人連盟6月出航中止」報道(4月19日)>
https://www.okinawa-seisaku.org/archives/2058

出航中止の報道が4月10日にありましたので、それ以降の実際の彼らの動きがどうなっているかが最も知りたいところです。本当に中止になったかどうか確認する最も良い方法は、彼らの運動団体の公式サイトをチェックする事です。活動団体は、中国本土、香港、台湾の3箇所あります。下記にリンクを紹介いたします。これらの公式サイトで、出航中止というアナウンスが掲載されていれば出航中止は間違いありません。しかし、どこを探しても、そのような記事は全く見当たりませんでした。結局、1月2日の宣言以降、何も変化していないというのが正しい見方だと思います。

【保釣運動の情報源】(保釣=尖閣防衛)
<台湾:中華保釣協会>
http://www.97119.org/index.php

<香港:保釣行動委員會>
http://www.diaoyuislands.org/

<ブログ:香港保釣論壇>
http://forum.diaoyuislands.org/

<中国:中国民間保釣連合>
http://www.cfdd.org.cn/html/news.htm(アクセス不可)

■「上陸の有無」ではなく、全体の工作を監視する必要がある
では、出航の運動が盛り上がっているような記事が掲載されているかというと、そのような具体的な動きもいまのところ全く見えません。ただ、今年は40周年をスローガンにしているので、何らかの動きが予想されます。下記のようなドキュメント動画を制作したりしています。

保衛釣魚台-1

保衛釣魚台-2

保釣連盟は、尖閣・沖縄侵略の本体ではなく、揺動部隊です。そして、中国共産党、人民解放軍の侵略戦略や工作は多岐にわたります。ですので「上陸する」か「上陸しない」かをだけではなく、もっと全体を見て彼らの動きを監視しなければならないと思います。

(仲村覚)