JSN■沖縄を日本の左翼革命の拠点と化する伊波洋一知事誕生の恐怖

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■沖縄を日本の左翼革命の拠点と化する伊波洋一知事誕生の恐怖

いま、沖縄では県知事選がもりあがっています。民主党政権の中で行われるこの知事選挙は、既に単なる地方選挙ではなくなっています。何故なら、民主党は普天間基地移設問題は、知事選の結果を見て判断するというスタンスだからです。残念ながら、沖縄県知事選挙は現在のところ伊波洋一が優勢ですすんでいるようです。尖閣危機が起きても、「米軍基地はいらない」と訴える伊波洋一が優勢とは、つくづく沖縄のプロパガンダ工作が完成している事をあらためて痛感します。

しかし、沖縄の未来ため、日本の未来のために、伊波洋一を決して県知事にしてはならないのです。では、伊波洋一が知事になったら沖縄はどのようになるのか、日本はどのようになるのでしょうか?

■伊波知事誕生後のシミュレーション

<日米同盟の破壊>
まず、普天間基地の県内移設断については、断固拒否です。県外に移設する可能性もなくなります。伊波洋一は、県外の知事や市長にも受け入れないようにお願いして歩いています。「普天間基地は、国外に出ていってもらうので受け入れなくて結構ですよ。」と。

国内には移設はできませんので、普天間基地の継続使用となるのですが、彼の狙いの第一弾は普天間基地の固定化です。常に闘争材料を見付け出しては、県知事の権限をフル活用して反米闘争をする事はまちがいありません。オスプレイが配備される時に、県知事の権限で拒否したり、米軍の隊員が事故や犯罪を起こしたら、地位協定の見直しを訴えたりすると考えられます。

また、日米共同訓練などが沖縄で行われるときは、強い反対運動が起こすに違いありません。これらの運動を今度は県知事がリーダーシップをとって行う事になります。何故なら、沖縄県の公式中長期の行政方針である「沖縄21世紀ビジョン」には、「基地のない平和で豊かな島」と記載されていますので、米軍基地撤去は、既に沖縄の公式行政方針になっているからです。

つまり、沖縄では税金を使って、米軍追い出し運動などのイベントや集会を開催する事が可能なのです。そういう環境の中で、反米闘争のリーダーが知事になるのですから、水を得た魚のように反米闘争に勢いが付くことは間違いありません。

もし、普天間基地の撤去に成功したら、次は嘉手納基地の撤去運動をすることでしょう。そして、この運動を全国に飛び火させ、岩国や長崎、横須賀など彼らの仲間が連帯して、全国に反米・反基地運動を展開していくでしょう。最悪な事に、民主党政権の間は、それを野放しにして国民の声として活用するでしょう。

<反米・反基地闘争の活性化>
伊波洋一の支持母体は、日教組や自治労や全駐労などの労働組合です。全て公務員です。伊波洋一が知事になったら、これらの左翼運動を行う労働組合と県知事が一体となって、反米闘争を行う事になります。

最も恐ろしいのは、伊波洋一が人事権をフル活用する事です。おそらく、要職には彼の息のかかった人を配置して、組合が活動をしやすいようにするはずです。そして、要職にある人が部下に対する人事権を持つため、組織に逆らう事ができず、活動が活性化していくと思います。つまり、沖縄の公務員は強制的に組合に加入せざるをえない風潮になり、組織率が向上し、反米闘争のメンバーに組み入れられてしまう事になるのです。

<反米・反日・親中教育の徹底>
また、彼の支持母体である、反米闘争運動組織は強固な地位を得、更に運動が加速する事は間違いありません。県や各自治体の教育委員会にもおそらく、彼の息のかかった人材を抜擢するでしょう。そうなると、沖縄の教育の現場では、反米・反日・親中教育が更に徹底される事になります。

要約すると、「日本人は、薩摩侵攻依頼沖縄人を虐待し続け、沖縄は歴史的・文化的に日本よりも中国と親しい関係にあり、米軍基地があるから戦争が起こる。基地を撤去する事が平和だ。」と教え続けられる事になるのです。

沖縄の子供たちは、日本人としてのアイディンティティーを奪われ、更に学力が低下する事になっていまいます。また、教職員は教育そっちのけで、政治活動に邁進する事になります。

<中国の経済侵略の誘致>
左翼活動家の伊波洋一に経済政策ができるわけはありません。しかし、彼ができることは、中国との友好をうたった経済政策です。観光客の誘致はどんどんやるでしょう。そして、中国資本の会社の誘致もやるでしょう。沖縄の土地も中国人に売るでしょう。中国人が沖縄で仕事や生活もしやすいように、様々な優遇した制度や法律もつくるでしょう。その先にみえているのは、沖縄の中国の属領化です。そして、いくらか時間をおいて、日本の中国の属国化です。

■日本の独立を守るために:「あえて沖縄から目指す自立国家日本の再建」

日本の本当の危機は、沖縄と本土が分断されている事にあります。これは、沖縄の歴史を利用して、意図的に工作されて仕組まれたものです。沖縄を守るためには、沖縄と本土の保守勢力が「日本を必ず守るぞ!」という思いで一体とならなければなりません。そして、左翼が沖縄に結集して「米軍基地撤去」をうったえるなら、それに負けないだけの保守勢力、愛国者が沖縄に結集して「沖縄への自衛隊増強」「日米同盟強化」「憲法9条改正」の声をあげるしかないのです。

つまり、日本の独立を守るためには、沖縄から声をあげるしかないというのが、最も皆様にお伝えした事なのです。かなり、お恥ずかしいのですが、JSNの発足前に収録した動画があります。今から、考えれば、かなり平和な時代、つまり、民主党政権も発足する前であり、普天間問題もクローズアップしていず、尖閣危機起きる前ではありますが、私としては、2012年迄に憲法9条を改正できなければ、日本は沖縄から中国の属国になってしまうという強い危機感をもって、立ち上げました。

力及ばず、事態は逆にかなりのスピードで悪化してしまいました。しかし、皆様のご協力のおかげで、沖縄で声をあげる運動ができるだけの仲間を集める事はできました。

実際に今年に入ってから、多くの方のお世話になりながら、4月4日、8月7日、9月20日、10月31日と沖縄県民を啓蒙するために、集会と「日米同盟堅持」「憲法9条改正」「自衛隊配備」の声をあげたデモなどを行なってきました。

私がJSNを立ち上げたときは、「沖縄が危ない。沖縄を何とかして欲しい」多くの方に相談にいきました。しかし、結論は「沖縄は手のつけようが無い。」という感触でした。しかし、今は違います。多くの保守運動家の皆様が目覚めて、危機感をもって立ち上がっています。

ただ、あまりにも多勢に無勢なのです。
このままでは、沖縄は赤い集団に乗っ取られてしまいます。
いまこそ、日本を守るために、全国の愛国者の皆様が沖縄に結集して、沖縄の左翼勢力と戦っていただきたいのです。

(JSN代表 仲村 覚)

防人の道 2009年2月12日「あえて沖縄から目指す自立国家日本の再建」1
(リンク切れ)

防人の道 2009年2月12日「あえて沖縄から目指す自立国家日本の再建」2

ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12670164