JSN■外相 ガス田掘削なら「措置」
すでに、読売新聞記事では、すでに掘削を始めたような濁りが海面で確認されている。今回の「中国漁船による尖閣領海侵犯事件」に対する中国のけん制であることは間違いない。別の報道によれば、前原外相は、日本独自にガス田掘削をすることも考えているようだ。
ガス田開発は、単なる資源問題ではなく領海問題でもある。日本は、日中中間線を主張し、その海域内でガス田掘削を行い、ここは日本の領海であることを主張すべきである。かつて、これを自民党の故中川氏がやろうとした経過がある。前原新外相にもその決断を期待したい。
また、名護市議会選の結果、11月の沖縄知事選の結果で、米軍普天間基地県外移設の主張もあるなか、「沖縄とも相談しながら日米合意を履行するよう努力していきたい」と述べ、同県名護市辺野古への移設を明記した今年5月の日米共同声明の履行に全力を挙げる考えを強調している点についても前原外相のリーダーシップを期待したい。
(ささき)
●外相 ガス田掘削なら「措置」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1346497&media_id=2 (※リンク切れ)
前原誠司外相は17日夜、外務省での就任記者会見で、東シナ海の天然ガス田「白樺(しらかば)」=中国名・春暁(しゅんぎょう)=開発で中国が掘削に着手した場合の対応について「何らかの証拠が確認された場合は、しかるべき措置をとっていく」と述べ、中国側の動きをけん制した。
ガス田施設では中国船が掘削作業用ドリルのような機材を運び込んだことが確認されているが、中国側は「修理のための作業」と説明している。前原外相は「しっかり事実確認をしていく」と述べたうえで、ガス田開発の条約締結交渉の早期再開を求めた。
これに先立ち、前原外相は首相官邸で記者会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について、「沖縄とも相談しながら日米合意を履行するよう努力していきたい」と述べ、同県名護市辺野古への移設を明記した今年5月の日米共同声明の履行に全力を挙げる考えを強調した。