■【動画】緊急国難セミナー7月10日 普天満宮・沖縄県(3)
中国が2007年5月にアメリカに提案した太平洋分割管理。
中国の覇権戦略は、ここにはっきり表れている。
下記の報道を観てもすでにわかるように、中国は東シナ海の海を実質的に制し、中国の海洋戦略では、2010年以降、西太平洋進出が本格化するだろう。
ここで少し説明しなくてはならないのは、下記の動画(3)で、東シナ海で中国は漁船を操業しているのであるから、問題ないのではないかという指摘である。
しかし、中国は、70年80年代に南シナ海を自国の海にする際に使った手は、始めから軍艦を出したのではない。最初に漁船を出し、ベトナムやフィリピンが抗議をすれば、漁民を守るという名目で中国は軍艦を出し、近海にどんどん軍事基地築いていく。漁民もただの漁民ではなく、実際には、軍事訓練を受けた海上民兵であることを知っておく必要がある。
また、すでに東シナ海でも、漁船ばかりでなく中国は今年になって軍事演習まで行っている。
尖閣諸島近海に日本船が近づこうとすれば、海上保安庁に制され日本の海でありながら尖閣諸島近海は日本人が航行できない海になっているわけである。
太平洋へは、昨年6月に1回、今年に入って4月にも西太平洋の沖ノ鳥島まで海軍軍艦が航行、7月にも中国軍艦が2隻西太平洋に向かっていることが報道でも明らかになっている。
これに対して、日本政府は、中国に対してなんらの抗議の声明すら発していない。
外交、防衛音痴の菅政権下で、これから中国の西太平洋進出は益々活発化することは間違いない。
そして将来、ハワイ以西の支配を目指す中国の覇権戦略が成就した場合、日本は中国の属国として生きていく以外になくなる。つまりチベットなどのように、中国の一自治区として中国による日本人への搾取、弾圧が始まることを意味する。
こうなってからでは遅いのだ。我々の先人が平和な日本を残してくれたように、我々もまた子供たちへ平和な日本の未来を残してあげたいものである。
まずは、こうした現状を多くの国民に啓蒙、伝えていかなくてはない。
だからこそ、今、下記のようなセミナーを開催しているのである。
■【動画】緊急国難セミナー7月10日 普天満宮・沖縄県(3)
中国海軍の太平洋進出(1)
2008年3月12日 中国高官がアメリカに太平洋分割管理を打診された
「ハワイより東をアメリカ、ハワイより西を中国が管理するのはどうか」
2008年12月8日 尖閣諸島沖、中国海洋調査船の領海侵犯
「中国が実際の行動で尖閣諸島の主権を主張」
2009年3月21日 軍拡の中国…洋上の新発火点
「中国、初の空母建造を表明」
2009年3月21日 米中が一触即発、海上の覇権を巡る争い
「南シナ海で中国船、アメリカの活動を妨害」
「中国が空を母保有すれば…」
2009年4月23日 中国海軍が国際観艦式
「中国海軍は、日本の自衛隊を上回り、インド、フランスに並び世界の6強に」
中国海軍の太平洋進出(2)
2009年10月1日放送
中国初、空母建造の波紋、軍事パレードと米中関係
「最新兵器が続々登場、中国の軍事戦略」
上陸作戦用、水陸両用戦車、輸送機から投下できる戦車…攻撃的機動力
アメリカまでとどく大陸間弾道ミサイル東風31A・長距離巡航ミサイル東海10
2015年、空母建造へ中国海軍の戦略構想
2010年4月10日 潜水艦含む10隻、中国海軍、沖縄近海に出没の意図
「アメリカ海軍と戦う空母部隊と戦う時の主力陣形を中国が誇示」
「自衛隊に異常接近、対潜ヘリコプター」
「もし沖縄からアメリカ軍がいなくなったら、中国軍は友愛の海から太平洋への門が開いたと思う」
2010年4月23日
「沖縄本島南で中国ヘリが、また海上自衛艦に異常近距離接近」
中国海軍の太平洋進出(3)
「尖閣諸島近海の操業を制する中国魚船20隻、日本漁船は操業も出来ない状況に」